奥山の現実と環境省の環境マンガ « 一般社団法人日本オオカミ協会

奥山の現実と環境省の環境マンガ


この協会ホームページの「踏み込めない行政:決断能力のない環境省は南アの自然を壊すだけ!」http://japan-wolf.org/content/2012/05/23/%e8%b8%8f%e3%81%bf%e8%be%bc%e3%82%81%e3%81%aa%e3%81%84%e8%a1%8c%e6%94%bf%ef%bc%9a%e6%b1%ba%e6%96%ad%e8%83%bd%e5%8a%9b%e3%81%ae%e3%81%aa%e3%81%84%e7%92%b0%e5%a2%83%e7%9c%81%e3%81%af%e5%8d%97%e3%82%a2/

で、“国土の自然環境保護を役目とする環境省は、南アルプスでもその責務を果たしていない、と指摘し、南アルプスだけでなく、中央アルプス、八ヶ岳連峰、美ヶ原、北アルプスまで生物多様性は守れない。オオカミ復活を早々に求める”と主張しているが、長野日報8月12日版に「シカ食害による裸地化箇所で土砂流出 八ケ岳硫黄岳で確認」http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=25860

として次の記事が出ているので紹介したい。

“ニホンジカが植物を食べて裸地化し、その後の大雨で土砂流出が起きた現場を、南信森林管理署(伊那市)が八ケ岳山麓で写真に収めた。「ニホンジカ被害が、これまでの食害から次のステップに進んだことを示す」と同署。県上伊那地方事務所林務課は「上伊那では同様の事例は確認されていない」としつつ、「食害が進めば管内でも起こりうる」と警戒を強めている。

同署によると、現場は茅野市の硫黄岳南側斜面の標高2400メートル付近。以前は花畑が広がっていたが、近年は鹿の群れが現れるようになり、食害が深刻化。「草が生えてくると食べられる。その繰り返し」で植生が薄まり、1年前の時点で斜面の一部は表土がむき出しになっていた。

大雨が降った後の今年7月18日、同署の関係者が現地に赴くと、裸地化した場所が土砂崩れを起こしていた。

高山帯の土砂流出の影響は登山者の安全や観光面だけに留まらない。同署は「土石流発生の可能性が高まり、被害も大きくなることから、里にも影響する」と指摘する。“(以下略)

一方、環境省はというと、子供達とイノシシ・シカがニコニコと手をつなぐ表紙の環境マンガ「♪現代日本のイノシシ・シカ大問題♪」を昨年出版し、“「♪現代日本のイノシシ・シカ大問題♪」は鳥獣の保護管理の内容をやさしく解説した冊子です。学校での環境学習や地域での説明会などにご利用ください。PDFファイルをダウンロード・プリントアウトしてご活用いただけます。”

自然環境政策は動物たちと友達に  なることではない

自然環境政策は動物たちと友達に なることではない

http://www.env.go.jp/nature/choju/docs/docs5-8/index.html

と、里山と棚田の自然を都会の子供たちの理解を得て、丈夫な柵と高齢の猟師で守ろうと訴えているが、生物多様性に関しての奥山に対する認識と想像力がまるで私たちと異なるのである。

(2012/8/13  井上 守)



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