イノシシとの戦いは房総でも:高まるオオカミへの期待! « 一般社団法人日本オオカミ協会

イノシシとの戦いは房総でも:高まるオオカミへの期待!



房総半島の中央部に位置する千葉県市原市(368km2)には、平成12年度からイノシシ被害対策のために市の補助金で設置された延長259kmの侵入防護柵が張りめぐらされています(個人で設置した柵も多くありますが、延長はわかりません)。近年は、個々の田畑を囲う電気柵から、田畑に隣接した森との境に地域ぐるみで設置し、地域全体を守るワイヤーメッシュの広域防護柵に変わりつつあります。

我が物顔に田んぼを荒らすイノシシ


国が推奨して進めているイノシシに強い集落作りですが、現在の個体数を減らすことができずに、このようにフェンスを設置しても、おまじないの様なものでしかないようで、効果はもう一つです。

静かな村に今年もイノシシ被害

千葉県では、シカ、キョン、サル、アライグマ、ハクビシンなども増えていますが、田畑を荒らすイノシシ対策で手一杯です。明治時代以前オオカミは里山にも住んでいましたが、人を襲うことはありませんでした。現在、保護が始まりオオカミの数が増えているヨーロッパや北米大陸では、オオカミによる人身事故はありません。オオカミ問題を所管する環境省でもオオカミが人を襲わないことは承知しているのではないかと思われます。しかし、「オオカミは怖い」ので「自然は人が管理する」としか言いません。オオカミは人を恐れて人目を避けて行動していることを知った村の人たちは、「人の捕獲ではどうにもならない」「早くオオカミを連れてきてくれ」と言います。本当の敵は誰なのだろう?

千葉県支部長 井上 守


イノシシとの戦い

写真の説明(ブログ「うちだの風」から)
集落ぐるみで勉強会を開き、放置水田をなくしたり、わなを設置する等イノシシに負けない集落づくりに努めてきた村の人達は、稲刈りを終えて、
①10日間汗を流して、イノシシ対策で国が推奨するワイヤーメッシュ防護柵4500m設置。
②設置翌日、一か所を押し倒され、半月も経たずに、再度押し倒される。
③支柱を増やしたり、突っ張り棒で補強。
④フェンスの設置で、田んぼに大きな被害は起きていないが、さらに1週間後、フェンスのないところが大変!イノシシが道路の土手を掘り返し、軽トラが通れない!



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