奈良県の大台ケ原は現在、この白骨林で有名です。 しかし、約40年前は、立て看板の写真のように、鬱蒼とした森林でした。台風で木が倒れ、日があたるようになってササが増えたところ、「ササを主食とするシカが増え、増えたシカは木の皮をはがして枯らしてしまうようになりました。」と、立て看板には書かれています。

‘シカ問題’ カテゴリーのアーカイブ
シカ食害の象徴的写真 : 大台ケ原
2011 年 9 月 13 日 火曜日
シカによる人工林被害
2011 年 3 月 29 日 火曜日

成木のカワハギ

ヒノキ造林地の樹皮剥皮被害
シカ被害は林業者にとって頭痛のタネだ。写真は成木のカワハギである。こうした被害林の樹木は材質が悪化しているので、経済的評価はきわめて低い。幼木の葉や枝も食害される。被害を受けた幼木の成長は阻害されるので、補植や改植が必要になってくる。外材に対抗できない国内林業にとって、シカ害による打撃は大きすぎる。
日光白根山のシラネアオイ群落(昔)と群落跡(今)
2011 年 3 月 29 日 火曜日


シカ進出前の見事だったシラネアオイの大群落(上:1984年撮影)。
シカ進出後、10年も経たないうちに、あの見事だったシラネアオイ群落は跡形もなく消えうせた(下)。シカが食べてしまったのだ。
日光では、この他にも、ヤナギラン、ニッコウキスゲなど多様な草本群落とミズナラ、ナナカマド、キハダなどで構成される森林がシカの食害によって激減したり消滅した。ウラジロモミは樹皮剥ぎでほぼ壊滅。これを不思議と思う人はここでも稀だ。









