日本オオカミ協会が発行する機関誌。世界のオオカミ情報やオオカミ復活の記事が満載です。
<<バックナンバー>>
フォレスト・コール No.1 (1994年8月) 定価200円(税込み) sold out!
創刊号「日本の森にオオカミを呼び戻してみませんか!!」ほか
「IUCNオオカミ保護宣言」「’93オオカミ国際シンポジュウムinスペイン」など
フォレスト・コール No.2 (1995年4月) 定価350円(税込み) sold out!
特集:第一回アンケート調査(日本人のオオカミに対する意識)ほか
「オオカミ害を避けるための生態的試み」「『日本の哺乳類学の盲点を突く-オオカミ不在のエコロジー-』を開催して」など
フォレスト・コール No.3 (1996年3月) 定価500円(税込み)
特集:世界のオオカミほか「アメリカの自然保護文化とオオカミ再導入」「IUCNオオカミスペシャリストグループ」など
フォレスト・コール No.4 (1997年2月) 定価500円(税込み)
特集:第二回アンケート調査(日本人のオオカミに対する意識)ほか
「復活オオカミが生息できる場所が日本に残っているか?」「ニホンオオカミは残存するか」など
フォレスト・コール No.5 (1998年1月) 定価500円(税込み)
「『オオカミ捜し』を考える!-生態学的情報も参考に-」「ヨーロッパ・オオカミ情報」など
フォレスト・コール No.6 (1999年5月) 定価400円(税込み) sold out!
特集:オオカミ・シンポジウム:日光の自然を守る
「日光におけるシカの増加と森林生態系への影響、そしてオオカミ導入の必要性」「オオカミの復活に向けて」ほか
フォレスト・コール No.7 (1999年11月) 定価500円(税込み)
「我が国にいた?謎のオオカミ方動物」「1998年アメリカオオカミツアー」など
フォレスト・コール No.8 (2001年4月) 定価500円(税込み)
特集:内蒙古での調査・自然保護活動とその成果ほか
「小学生に授業」「オオカミあれこれ」など
フォレスト・コール No.9 (2002年4月) 定価500円(税込み)
特集:第三回アンケート調査(日本人のオオカミに対する意識)ほか
「モンゴル人とオオカミ」「滅びる林業、栄えるシカ」など
フォレスト・コール No.10 (2003年12月) 定価500円(税込み)
特集:自然と人との関係を考えるほか
「オオカミ再導入入門」「世界オオカミ会議に参加して」など
フォレスト・コール No.11 (2005年5月) 定価500円(税込み)
特集:日本人のオオカミに対する意識 第4回アンケート調査結果ほか
「奥熊野とオオカミ」「ボグドハンとフスタイのオオカミを訪ねる」など
フォレスト・コール No.12 (2007年3月) 定価500円(税込み) sold out!
特集:復活オオカミによって家畜の被害は起きるのか?
ほか「第5回アンケート オオカミに対する日本人の意識」「目撃、オオカミのバイスン狩り」など
フォレスト・コール No.13 (2008年12月) 定価500円(税込み)
「道東、エゾシカの異常増殖に悲鳴 救いはオオカミ復活!」ほか
「カナダ、オンタリオ州でオオカミと人との衝突が多発」「2007年度日本哺乳類学会年次大会にて企画・実施、JWA自由集会「オオカミを放つ」報告」など
フォレスト・コール No.14 (2009年6月) 定価500円(税込み) sold out!
「島とオオカミ:島でオオカミは生きられるの?」ほか
「丹沢のシカ問題、今昔」「モンゴル、ボグドハン原生自然保護区におけるハイイロオオカミの食性」など
フォレスト・コール No.15 (2009年11月) 定価500円(税込み)
「南アルプスのシカ問題」ほか「イノシシの話(1)イノシシ被害は農耕と同時に始まった」
「『黒いオオカミは昔は白かった、飼いイヌとの交雑で遺伝変異か』について」「続・島とオオカミ オオカミ不在の島の生態系は守れるか?」など
フォレスト・コール No.16 (2010年7月) 定価1,000円(税込み)sold out!
特集「オオカミが絶滅した生態系 ――シカに追われるカモシカ、そしてノネズミ」ほか
「農業の獣害と対策」「ポーランド・ビエスチャディ地方におけるオオカミの生態と保護管理」「シカ肉を食べればシカが減らせるか?」など
フォレスト・コール No.17 (2011年10月) 定価1,000円(税込み)
「人間中心主義と自然中心主義」「オオカミ復活を急げ!」「増えすぎたシカに追われるノウサギ」
「オオカミのいないサルの社会は緊張不足!」 2010年度野生生物保護学会・日本哺乳類学会合同大会自由集会記録、「オオカミにかかわる新たな戦略、『絶滅のニホンオオカミ復活へ』について」「オオカミの行動の日周変化及び季節変化」など
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‘出版物’ カテゴリーのアーカイブ
<JWAが発行する機関紙・ニュースレター> フォレスト・コール(年2回発行)
2011 年 4 月 9 日 土曜日
オオカミを放つ
2011 年 3 月 15 日 火曜日
オオカミを放つ 森・動物・人のよい関係を求めて

オオカミを放つ 森・動物・人のよい関係を求めて
【出版】白水社(2007年1月) 【定価】1890円(税込み)
【目次】
まえがき・・・和田一雄
序章 日本におけるオオカミ絶滅百年を迎えて・・・丸山直樹・須田知樹・小金澤正昭
第一章 崩壊する生態系-オオカミ絶滅がもたらしたこと・・・須田知樹
第二章 尾瀬にもシカ出現!自然生態系が危ない・・・加藤恵理子・小金澤正昭
第三章 オオカミは何を食べているのか・・・西川真理
第四章 オオカミは日本に帰ってきたら何を食べるのか?・・・中沢智恵子
第五章 オオカミの捕食能力-生態系への貢献・・・丸山直樹・須田知樹・小金澤正昭
第六章 ポーランドのオオカミの生息状況・・・K・ペジャノフスキー(南部成美訳)
第七章 オオカミと住民との共存-ポーランドの事例・・・角田裕志
第八章 モンゴル人のオオカミ観、今昔・・・T・クウクヘンデュー(ナリス訳)
第九章 日本人のオオカミ観・・・南部成美
第十章 人を襲わないオオカミ、襲うオオカミ・・・桑原康生
あとがき・・・丸山直樹/須田知樹
『オオカミを放つ』発刊に寄せて・・・たむらろく(田村正一)/井上剛
編者・著者紹介
関連団体・参考文献
【新聞に本書の紹介記事・書評が掲載されました】
記事 『食物連鎖の復元を』
食害防止に 『オオカミ放て』論
《東京新聞》
書評 日本の生態系を回復させるために 池澤夏樹・評
《毎日新聞》
【amazon で購入】 【楽天で購入】 【Yahoo! で購入】
◆執筆者より◆執筆者の一人が本書の紹介文を寄せております。
オオカミ復活議論の叩き台に!『オオカミを放つ(白水社)』 紹介
「増えすぎたシカが森林生態系を崩壊させる!」「イノシシによる深刻な農業被害!」
このようなニュースがながれても、市民はおろか野生動物や自然保護の研究者でさえ最近では驚かなくなってしまったように思えます。増えすぎたシカやイノシ シ、サルによる農林業被害や森林被害は、私たちの感覚を麻痺させてしまうほど、ごく当たり前のこととなってしまいました。しかし、こうして手をこまねいて いる間にも被害は日々拡大し、その深刻度は増していきます。早急な解決が求められていますが、狩猟者の減少に歯止めが利かない現在では、狩猟だけにその対 策を期待することはできないでしょう。そこで、新たな打開策として提唱されたのが本書の主題でもある「オオカミ復活」なのです。
本書は10年以上にわたる「日本のオオカミ復活運動」の集大成と言えるのかもしれません。日本のオオカミの絶滅からちょうど100年目にあたる2005年 11月に、野生生物保護学会第11回金沢大会で行われた「オオカミ絶滅100年シンポジウム」の内容を基に、15名に及ぶ研究者、フィールドワーカー、ナ チュラリストなど国内外で活躍する様々な人々によって、自然科学から人文社会学まで広い視点で「オオカミ復活」が論じられています。
「シカの増えすぎは如何に起こり、どのように生態系を変えていくのか?」
「オオカミは実際に何を食べ、生態系のバランスをどのように調節するのか?」
「オオカミが現在も生息する諸外国では、人々は自然やオオカミとどのように付き合っているのか?」
「オオカミは人を襲わないのか?人食いオオカミは本当に存在するのか?」
オオカミ復活に対するこれらの疑問が、非常に分かりやすく簡易に解説されており、生態学や自然保護に疎い方でも読みやすく興味が持てる内容と構成に仕上がっています。
オオカミ復活運動が日本ではじまり、早10年以上が経過しました。世間にはなかなか受け入れてもらえないこの壮大なプロジェクトも、日本オオカミ協会を中 心とした地道な活動によって、少しずつ、しかし確実に広がってきました。その成果は本書の内容からも、そして、本書の執筆に名を連ねた私を含める若い研究 者が育っていることからも窺い知ることができます。しかし、私はまだまだ足りないと感じています。本書では日本におけるオオカミ復活の具体的な手順などに 触れていません。裏を返せば、それはオオカミ復活運動がまだその時点に至っていないことを示唆しているのです。
本書の目的がオオカミ復活を解説し、その必要性を多くの方々に理解していただくことにあることは確かでしょうが、むしろ私には、オオカミ復活議論の起爆剤 として役立つことこそが本書の真の役割であるような気がしています。この問題に無関心だった人々や知らなかった人々に目を向けていただき、議論に参加して もらうこと、そして、本書を叩き台に賛成派も反対派も混ざって大いに議論が盛り上がることを期待するばかりです。そこから日本のオオカミ復活議論は新たな 一歩を踏み出していくのではないでしょうか。
角田裕志(東京農工大学大学院博士課程)
日本の森にオオカミの群を放て
2011 年 1 月 2 日 日曜日
「日本の森にオオカミの群を放て(オオカミ復活プロジェクト進行中)」

日本の森にオオカミの群を放て
著者/科学ジャーナリスト・吉家 世洋(よしや くにひろ)
監修/日本オオカミ協会会長・東京農工大学教授・丸山直樹
出版/BNP(ビイング・ネット・プレス)
定価/1680円(税込み)
【内容】
シカやイノシシによる森林被害を食い止めるのはオオカミだ。最先端の生態学に基づいた合理的で壮大な自然の修復計画。海外では既に実施されているオオカミ復活、日本の有力候補地は、日光国立公園、吉野熊野国立公園、九州中央山地国定公園、対馬などがあがる。計画の内容は、自然界の意外な真実に満ちている。
【著者より】
日本の森林に、オオカミを復活させる計画が進められている。絶滅したニホンオオカミと同じ先祖をもつ、中国・大興安嶺の野生オオカミを日本に連れてきて、森林地帯に放すという計画だ。猛獣のイメージが強いオオカミの復活計画。一見、危ないマニアが企てたキワモノ的印象も受けるが、実はそうではない。東京農工大学の丸山直樹教授が中心になって進めているまともなプロジェクトで、最先端の生態学に基づいた合理的で壮大な自然の修復計画だ。計画の内容は、自然界の意外な新事実や、日本人の心から絶滅しかけているセンス・オブ・ワンダーに満ちている。
【目次】
プロローグ ―オオカミは太古から自然環境の管理者だった
第1章 オオカミが日本の原生の自然を回復させる
第2章 草食獣が増えすぎると自然を根こそぎ壊す
第3章 ニホンオオカミ誕生の歴史を人の手で再現
第4章 餌があればオオカミは人を襲わない
第5章 復活地の第一候補は日光国立公園
第6章 欧米のオオカミ復活の先例
第7章 移入オオカミの生息地大興安嶺の自然を観るエコツアー
書評が掲載されました。
小林照幸さんと読む「日本の森にオオカミの群れを放て」
「朝日新聞 ほん・さいえんすナビ」より
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