尾瀬でアンケート調査をしました!

【ハイカーは友好的】

尾瀬は日本の自然保護運動の原点ともいえる場所です。その尾瀬に関わる行政や関連団体へオオカミ復活に向けての働きかけをしてゆくことが今回のアンケート調査とチラシ配り活動の目的です。その手始めとして2016年6月4日、仲間たち4人(千葉の井上夫妻、東京の三澤さん、埼玉の斉藤さん)とともに、尾瀬の入口、鳩待峠で行いました。山開き後最初の土曜日とあって、この日の入山者は約5000人とのこと、駐車場も休憩エリアも人があふれていました。打ち合わせ通りに先ずアンケートをお願いし、その後“尾瀬が危ない”のチラシとオオカミ協会のパンフレットを配りました。アンケートに対するハイカーの反応は全般に好意的で、呼びかけた約9割の方、193人が快く応じて下さいました。

多くのハイカーの方々は、全国でシカの害が増大していることはご存知でしたが、尾瀬でのシカ害について知っている人は多くはありませんでした。しかし、駐車場のスタッフやバスの運転手などの地元の人たちは、シカの害について良く知り、危惧もしておいででした。数人のハイカーの皆さんと私たちで、シカ問題の重大さを話し合う小集会のような集まりが時々できました。

行政や関係者から、危機に瀕している尾瀬についてのハイカーへの説明は積極的にはされていないようです。駐車場を拡張することはあっても、シカ害など、観光にマイナスイメージを知らせることは無いようです。アンケートとチラシ配りは尾瀬訪問者に、事実を知らせ、行政や関係団体に真の自然保護、オオカミによる生態系の修復を呼びかけるものです。アンケートはこれから何回か行います。予定はE-ハウルで連絡します。多くの会員の参加をお願いいたします。

尾瀬チームリーダー:秋葉哲雄

※※※アンケート用紙は下記リンクからダウンロード出来ます※※※
第8回オオカミ全国アンケート調査2016

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