瀬戸内海「黒島」でオオカミ復活をアピール

 

瀬戸内海「黒島」でオオカミ復活をアピール!
牛窓ナチュラルキャンプでの展示とトークショー

2014年9月13日、14日の2日間、岡山県牛窓地域の瀬戸内の無人島「黒島」にて牛窓ナチュラルキャンプ主催のイベントが開催されました。沖合をヨットがすべり、波うち際では子供が泳いだり遊んだり、自然に親しむ人たちで大変にぎやかでした。さまざまなブースが並ぶ中、私たち「日本オオカミ協会」もひと張りのテントでパネル展示を行いました。スタッフは地元会員お二人に私達夫婦の4名。キャンプ参加者は、約320名(大人250名、子供70名)。

牛窓ブースJWAのブースには、若者を中心にした約120名が訪問。皆様、はじめてオオカミの話題にふれ、大変新鮮に感じておいでだったようです。多くの方々は、やはり、オオカミへの偏見と誤解を持っておいでで、この展示と私たちの説明を聞いていただき、目から鱗といった感じでした。中に、NABU(ドイツ自然保護連合)のメンバーのドイツの青年もいて、これには驚きました。「ドイツでもオオカミ保護運動は盛んです。もっと頑張って」と励まされました。「オオカミ復活の疑問に答えるQ&A」も185冊配布。
 
トークショーの舞台このキャンプのメインイベントはトーク・ライブ。林業従事者(若い女性のグループ代表)、岡山県環境保護センターの方、そして私達JWAの三者による自然保護や人と自然との関わりについての意見交換です。緊張の50分でしたが、三者とも内容的にも、雰囲気的にも、素晴らしかったと良い評価をいただき大任を果たした思いです。これからも課題は山積しております。一日も早くオオカミの復活が実現できることを目指して一歩一歩足を運びたい。私達に今出来ることは社会にむけてアピールすることだと思います。チャンスをとらえてこれからもパネル展示を企画したいものです。

(JWA岡山グループ   藤原 忍)

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