岡山市で行われた初の学習懇談会

2012年11月4日(日)13:30~16:30
於:岡山県ボランテイア、NPO活動支援センター

「オオカミ復活をめざして」と題し初めての学習会には当初の心配をよそに多くの参加を得て大成功のうちに終わることが出来ました。会員6名、一般17名そして会長の丸山夫妻と合計25名が集い、3時間の時間はまたたく間に過ぎました。岡山県においても鳥獣害は大きく、年約4億円以上の被害額になっています。「焼石に水」的な施策以外になにか方法はないかとの思いで出席された行政にかかわる議員ならびに役所の方も出席され、小さな穴ながらも突破口が見えて来ました。

質問の中には、町で1億円もかけてシカの肉を加工販売する工場を造ったのにシカ減少に役立たない事を知り少し落胆された様子の方もおられました。

オオカミという、日本では動物園でしか見ることの出来ない動物に自分たちの身近にある里山や山林をまかせることへの不安や心配からの質問の多くはごく一般的なもので、全て「Q&A」(フォレストコール18)にて納得してもらえる内容ですが、皆様ほんとうに真剣に学習して下さり主催した私達はオオカミは必ず復活出来る、この活動は必要とされているとの強い確信を得た次第です。

今後は参加していただいた方へのアプローチを大切にしさらに充実したものへと発展させて行きたいものです。中国地方に放たれるオオカミの遠吠えを聞くことに夢をつないで。

(藤原 忍:日本オオカミ協会運営会員)

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