中学入試に鹿の食害が問題として扱われています!

既にこの「日能研」の電車内広告を見ている方もいらっしゃると思いますが、この様な問題が中学入試に出題されるという事は、小学校や塾等の教育現場で自然保護のため、頂点捕食者が必要との考えが共通認識として浸透されている事を示しているのではないでしょうか?日本オオカミ協会の主張が広く世の中に受け入れられ、オオカミが復活する日も近いと感じました。
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日能研 シカクいアタマをマルくする。 〜未来へのチカラ〜
<2015年 市川中学校【理科】>
http://www.nichinoken.co.jp/column/shikakumaru/2014/1503_ri.html
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<以下、日能研HPより抜粋>

【解答と解説】 日能研がこの問題を選んだ理由
シカの増加による樹木の食害という問題に対し、シカの個体数を減らす対策を自然のしくみを利用して考えます。

この問題では、シカの食害を素材とし、問題文に示された情報(今おこっている問題)を読み取り、関連する知識(生物どうしのつながり)と照らし合わせながら、問題への対策を筋道立てて考え、論理的に伝わるように表現していきます。また、答えが多様で、自分の見つけ出した答えと他の人が見つけ出した答えをもとにして、意見を交換しあったり、協力して新しい別の答えを作り出したりすることができます。他者の論理をとらえ、自分の中の論理と比べることで気づきが生まれ、子ども達自身が多角的な視点を養うことにもつながっていきます。

この問題を通して、初めて出あうことがら(読み取った情報)と既知のことがら(関連する知識)を試行錯誤しながら結び付けていく過程を楽しみ、結び付けていくプロセスにおいて新たなネットワークが構築されることにつながると考え、日能研ではこの問題を□○シリーズに選ぶことにいたしました。

【解答例】
オオカミなど、シカを捕まえて食べる肉食動物を放つ。
シカが食べる樹木の幹に網をかけ、シカがえさを食べられないようにする。

【解説】
シカが増加したために起きた樹木の食害に対して、シカの増加を防ぐ対策を考えます。問題文でふれている「自然のしくみを利用して」という条件から、生物どうしの「食べる食べられる」の関係に着目した対策の方法を推測していきます。

例えば、シカをえさとして食べる生物に着目すると、オオカミなどの肉食動物を増やすことによって、シカの個体数を減らすなどの方法が考えられます。また、シカがえさとして食べる生物に着目すると、シカが食べている植物を網でおおったり、囲いをつくったりすることによって、シカがえさを食べられないような環境をつくるなどの方法が考えられます。

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日能研 シカクいアタマをマルくする。 〜未来へのチカラ〜
<2015年 市川中学校【理科】>
http://www.nichinoken.co.jp/column/shikakumaru/2014/1503_ri.html
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