オオカミフォーラム in 安曇野

安曇野フォーラム

ライチョウ、ニホンザル、ニホンオオカミを語る!

今、日本の自然は、野生動物の絶滅の危機と増加による被害拡大と相反する複雑かつ困難な状況にあります。本協会は、ニホンオオカミが失われたことにより日本の生態系がバランスを欠き、大きく損なわれている現状を改善するためには、その復活が必要であると考え、その実現のために尽力しています。その普及のため安曇野市において 2022 年 5 月 12 日より 15 日まで「オオカミが戻らない生態系では今︖」を開催予定。北アルプスを有する安曇野市と周辺地域においては、高山帯の絶滅に瀕するライチョウの保護、山麓から里に群れで進出し田畑を荒らすニホンザルの防除など、様々な野生動物の課題をかかえています。そうした現状を野生動物の専門家より話題提供いただき、この豊かな自然の再生と人々の生活との調和をもとめて、野生動物とどのような共生の未来社会を構想したらよいかを考えます。

2022年5月12日(木)13:00~16:00(開場12:30)

定員先着順 100 名入場無料
*コロナ対策のため定員に達し次第入場を打ち切りにさせていただ
きます。

開会挨拶 〔司会〕渡辺隆一(信州大学教育学部特任教授)

Ⅰ部 話題提供 13:05 ~ 15:10

1.「高山帯に侵入したニホンザルのライチョウと高山環境への影響」中村浩志(信州大学名誉教授・一般財団法人 中村浩志国際鳥類研究所代表理事)

2.「ニホンザル・ニホンジカの高山帯進入とオオカミ」泉山茂之(信州大学農学部教授)

3.「国土を守るオオカミの復活」丸山直樹(一般社団法人日本オオカミ協会会長)

Ⅱ部 総合討論 15:20 ~ 16:00

話題提供者プロフィール

中村浩志: 1947 年長野県生まれ。理学博士。信州大学名誉教授。日本鳥学会元会長。一般財団法人中村浩志国際鳥類研究所代表理事。専門は鳥類生態学。中央アルプスのライチョウ復活事業等、希少鳥類の調査と保護活動を行っている。

泉山茂之: 1959 年北海道小樽市生まれ。信州大学山岳科学研究拠点教授。専門は、動物生態学、野生動物管理学。南アルプス、霧ヶ峰などでのニホンジカ調査、長野県でのツキノワグマ、ニホンザルの生態調査や被害対策を実施している。

丸山直樹: 1943 年新潟県生まれ。農学博士。東京農工大学名誉教授。一社)日本オオカミ協会会長。専門は、野生動物保護学(ニホンジカ、ニホンカモシカ、ハイイロオオカミ、ツキノワグマなど)、自然保護文化論。


主催: 一般社団法人 日本オオカミ協会
後援:安曇野市、信濃毎日新聞社、市民タイムス


【会場】安曇野市穂高学習交流センター「みらい」ホール
〒 399-8303 長野県安曇野市穂高 6765 番地 2

JR 大糸線 穂高駅から徒歩約 15 分 ※駐車場あり

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