9月28日公開オオカミセミナー
会員の皆様も一般の方も、ふるってご参加ください!
オープンセミナー「オオカミとイヌと人の関係」
米国コロラド州「ミッションウルフ」での夏の体験から
レポーター:田島美和(JWA会員)
場所:地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)セミナースペース
東京都渋谷区神宮前5-53-70 国連大学1F
http://www.geoc.jp/access
日時:2013年9月28日13:30~15:30
参加費:一般1000円
[解説]
○ 欧米ではオオカミの復活と保護の時代に入ってすでに半世紀が経ました。欧州ではEUの手厚い保護政策により既に29か国、2万6千頭以上が生息し、依然、増加を続けています。北米でも同様で、オオカミ復活といえばすぐにイエローストーン国立公園が出てきますが、実はオオカミはここだけでなく、北部ロッキーのモンタナ、ワイオミング、アイダホ、オレゴンなど、それにカナダに近いミネソタ、ウイスコンシン、ミシガンなどの森林、牧野、耕作地帯など、広大な地域で増加し続け、今やカナダに5万頭、アラスカを除く米国に6千頭を超えるまでになっています。
★ こうした状況は、自然環境よりは、むしろ地域住民や国民のオオカミに関する理解が進んでいるからに他なりません。こうした理解は、普及教育の機会が多様に存在し、国民はそうした機会に手軽に触れることが出来るからなのです。こうした施設の一つに、田島美和さんが、今夏ホットな体験をした「ミッション・ウルフ」があります。コロラド州の山間部にあるオオカミとオオカミ犬の広大な保護施設です。田島さんは、ここで1ヵ月を過ごしました。
◎ 今回のお話は「ミッションウルフ」での見聞の中から、この施設の紹介、それに「オオカミとイヌと人の関係」についてです。オオカミ犬てなに?犬はオオカミの代わりにならないの?オオカミとイヌの違いは?犬の先祖はオオカミだというけれどほんと?などなど。今、モンキードッグとかガーディングドッグとか、話題になっています。普段から気になっていることについて、田島美和さんを囲んで、写真を見ながら、気軽にいろいろ話し合いましょう。会員、会員以外の人たちの参加、歓迎!
☆ オオカミって人を咬むのではないの?日本でオオカミが復活したとしても山道で出会ったらどうしよう?増えたオオカミがシカを追って庭先まで出てくることはないの?そうしたらどうしよう?などなど、ありそうもない心配を頭から追い払い、オオカミを正しく理解する良い機会です。どうぞ気軽にご参加を!