日光白根山のシラネアオイ群落(昔)と群落跡(今)

シカ進出前の見事だったシラネアオイの大群落(上:1984年撮影)。
シカ進出後、10年も経たないうちに、あの見事だったシラネアオイ群落は跡形もなく消えうせた(下)。シカが食べてしまったのだ。
日光では、この他にも、ヤナギラン、ニッコウキスゲなど多様な草本群落とミズナラ、ナナカマド、キハダなどで構成される森林がシカの食害によって激減したり消滅した。ウラジロモミは樹皮剥ぎでほぼ壊滅。これを不思議と思う人はここでも稀だ。

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