奥多摩の生態系を考える ‐オオカミ再導入論‐

奥多摩の生態系を考える

近年、自然災害やシカなどの獣害など、山林や自然生態系のバランスが崩れ、ここ奥多摩でも水害をはじめ多くの自然災害が発生しています。そのような脅威に対して、私たちはなすすべはないのでしょうか?
北米やヨーロッパでは、オオカミを再導入することにより、自然災害が減り、絶滅していたと思われていた野生動物が戻り、自然環境が蘇るなど、さまざまな成果が出ているとのことです。
この度、日本オオカミ協会(JWA) 会長、農学博士である丸山直樹先生をお迎えし、オオカミ再導入を含め、奥多摩の生態系を戻すために何が必要か、改めて考える機会にしたいと思います。
また、ここ御岳・奥多摩エリアでは、山岳信仰、狼信仰が息づき、オオカミが明治時代まで、頂点捕食者として存在していました。が、現在は信仰のみになっています。武蔵御嶽神社御師、宿坊「静山荘」主人の橋本御師さんもお迎えし、私たちのオオカミ様について、奥多摩の環境について、より深く考える機会になればと思います。

2023年7月30日(日)14~18時

  • 13:00 開場
  • 14:00~14:40 「狼信仰と御岳神社の縁起」橋本御師
  • 14:45~15:45 「世界の国立公園を参考にすると見えてくるオオカミ再導入論」丸山直樹先生
  • 16:00~17:00 大藪、荻野の簡単な自己紹介〜それぞれ丸山先生のお話について質問に続いて、お客さんからの質問
  • 17:00~ DJタイム 歓談•親睦会 
  • 18:00 終了 (カフェ営業は19時まで)

▼丸山直樹

野生動物保護学、自然保護文化論、日本オオカミ協会(JWA) 会長、農学博士、東京農工大名誉教授。
一貫して野生動物保護の研究に従事し、シカの生態、保護、管理を研究するうちに、天敵である野生のオオカミの重要性に至り、1993年に「日本オオカミ協会」を設立、会長に就任、オオカミ復活プロジェクトを開始する。著書に『オオカミが日本を救う!: 生態系での役割と復活の必要性』(白水社、2014)など。

▼橋本薫明

御岳山 宿坊「静山荘」主人、武蔵御嶽神社御師。

▼荻野

毎月一回Bar bonobo にて「GOOD TIMING CLUB」主宰、日本オオカミ協会(JWA) 会員

▼大藪龍二郎

やきもの作家・縄文実験考古学者。
日本の”やきもの”の原点である縄文土器が焼かれた時代に使われていた道具・技術やスピリットを探り、得たモノを現代の” やきもの”へ再び投影する手法は国内のみならず海外でも広く評価されている。2019年にはコロラド州ボルダー市より縄文造形家 村上原野と共に招聘され北米大陸史上初の「縄文野焼き」を行った。また令和元年には武蔵御嶽神社拝殿大鏡前に陶製阿吽大口真神像を奉納した。
Aun-阿吽 Labo. 主宰。NPO法人JOMONISM 理事。 任意団体クリアライト理事。

入場料:1000円(ワンドリンク別途)

※ご飯メニューの提供もございます

会場:Aun-阿吽 Labo.

 〒198-0172 東京都青梅市沢井 2-922 Studio 阿吽 B1F
  Instagram:aun_labo

申込: Instagram:aun_laboのDMにて

人数把握のため、事前に申込いただけると助かります
主催:Aun-阿吽 Labo.

Follow me!